らくガキ日記

アモイ在住の兼業イラストレーターの日記

カラオケについて


リカンベント完成いたしました。

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本日もらくガキ日記にお出でいただき、ありがとうございました。

中国の方から聞いたのですが、尖閣諸島の日本政府の買い上げの後に、
自助KTV(中国のカラオケBOX)で日本の曲が歌えなくなったそうです。
本来なら日本人として憤りを表現するべきなのでしょうが、
十年そこそこサラリーマンをしている身の上としては少々脱線した
感想をもってしまうのです。

おそらく自助KTV日本曲禁止の実施に奔走した共産党の官僚の方が
いらしたんです。
上司の思いつきか、自身の発案かはわかりませんが、
けしからん日本の歌を中国の純粋な若者たちに触れさせるのは
いかんとの信念から
表や裏から利害関係の違うお偉いさん達に根回しを行い、
それでもカラオケ業界に繋がりがある幹部の方に目をつけられ、
ご機嫌なおしに接待に迎えに行く車がトヨタのカムリで、
慌てて台車を探したりした・・・
なんてドラマにならないドラマがあったのかもしれません。
(もちろん想像です)
それを考えると”大変だったのだろうなー”との
感想しか浮かばなくなってしまいました。
私のサラリーマン精神も末期症状でしょうか?

それはともかくカラオケついでで、
中国の若い人とときどき自助KTVにいくのですが、
彼らがやりばの無い若さのエネルギー(欲求不満)を持て余して、
カラオケに熱中する姿は悲しいほど
日本人(十代、二十代の頃の私と言ってもよいです)の
それと同じなのです。
本当にどうしようもないのですが、
そのどうしようもなさが、
今の私の一番の希望なのです。